横田建設ならではの創意工夫
建物を支える基礎、そして建物の骨格である構造。とにかくどちらも頑丈にというのが横田建設の信条。いざという時に命を守るための要ですから、絶対に手は抜けません。そのために、横田建設ならではの様々な創意工夫がなされています。
基礎に関わる工夫
配筋
基礎工事でも特に重要な鉄筋工事(配筋)。通常2階建住宅では布基礎の主筋に、13mmの鉄筋が使われていますが、横田建設では16mmを使用しています。
また、ベタ基礎と外周の布基礎のコンクリート打ちを、以前は2回に分けて行っていましたが、更に強度を高めるために、平成19年(2007)からベタ基礎と布基礎(外周部分)の一面打ち(コンクリートの一体化)を行っています。
▲地中梁の配筋 |
▲一体化のための配筋 |
▲一面打ちの様子 |
型枠「外周基礎」
ベタ基礎と外周布基礎のコンクリートを一体化させるためにも、鋼製型枠を使用しています。横田建設では、基礎部分は少し高めにしているため、型枠もやはり特注です。
▲外周布基礎部分の型枠(上から) |
▲外周布基礎部分の型枠(上から) |
▲外周布基礎と |
▲外周布基礎と |
型枠「独立基礎」
今までは、標準仕様の「チューブボイド」という厚紙で作られた型枠を使っていましたが、1回ずつ使い捨てのものでしたので、このようなところにも余計なコストがかからないよう鉄工所に依頼し、横田考案の立派な円柱型枠を作ってもらいました。
独自の円柱型配筋(フープ)がキレイに収まります。これで配筋(フープ)から均等な厚みのコンクリートが入った独立基礎になります。
▲以前使用の「チューブボイド」 |
▲横田考案の型枠 |
▲円フープの鉄筋も特注 |
▲生まれたて?独立基礎 |
構造に関わる工夫
木工事【剛床】
当然頑丈であることを考えて、1階床から剛床を採用。根太は、通常床下のすぐ下にあるのですが、やはり面での強化を考え、45×105の根太の上に、まず構造用合板を張り、その上に床材が施工されます。根太と根太の間にも、通気が取れるスペースを設けています。
木工事【垂木クランプ】
垂木クランプという金物ですが、これは、家の本体と、屋根部分をしっかり固定する部分に使う重要な金物です。これも、内側と外側とでしっかり留められて、台風などで屋根を飛ばされないよう、しっかりと固定します。補強の板や金具も使われていて万全です。
外側にだけ使うと気密性を保つための断熱材の施工が困難になりますが、内側にも使うことで、気密性と施工性が大幅に改善されるという利点もあります。小さな工夫で大きな成果が得られました。
▲断熱材の外側(上垂木) |
▲断熱材の内側(下垂木) |