知っていますか?(1)
短期的強度
地震、台風に強い家を建てる
短期的強度、あまり聞いたことのない言葉かもしれません。簡単に言うと、家が建った時に、その家が持っている強度のことです。地震や台風などに対抗する強い家と言いかえることができます。 当たり前ですよね。高いお金を払って家を建てるのに、台風や地震ですぐにガタがくるような家には、誰だって住みたくありません。もちろん、私たち建てる側だって、そんな家は建てたくありません。では、そのためにどうするか。私たちが何よりも重視しているのが「地盤」と「基礎」と「構造」です。 |
大切な地盤の話
建物は地盤の上に建てるもの。固くて頑丈な地盤に建てるのが最適であるのは、言うまでもないことです。しかし、狭い国土に大勢が暮らす日本では、優良な地盤ばかりを選んで建てるわけにはいきません。そこで必要となるのが「地盤改良工事」です。
ビルなどの大規模な建物を建設する場合には、綿密な地盤調査と改良工事による地盤の補強が義務付けられています。最近では、戸建住宅でも広く取り入れられています。調査や改良工事には時間も費用もかかりますので、正直、二の足を踏むお客様もいらっしゃいます。けれども私たちは、まず地盤を整えてからしか、家づくりには取りかかりません。しっかりとした地盤こそが、住む人の命を守るという確信があるからです。
横田建設の家づくりは、まず地面としっかり向き合い、建物を支え続ける強い地盤をつくり上げるところから始まります。
【1】地盤調査 |
【2】地盤改良工事 |
【3】強い地盤の完成です
基礎へのこだわり
家の基礎をつくっているもの、それは鉄筋とコンクリートです。引っ張りに強い鉄筋と、圧縮に強いコンクリートがお互いの弱点を補い合って、家の土台を支えます。
横田建設では、この鉄筋とコンクリートに独自の工夫を加えています。たとえば基礎用の丸い鉄筋は特注です。私たちが要求する精度を満たす既製品が、なかなか見つからないためです。しかし、特注品だからと言って、それを家の価格に反映させるようなことはしていません。逆に使い捨ての既製品をやめて、使いまわしのできる特注品にしたことで、価格の下がったものもあるくらいです。
また、ベタ基礎と外周の布基礎のコンクリート打ちを、通常であれば2回に分けて行うところを、1回で行うことによってコンクリートを一体化させ、強度を高めています。このコンクリート一体化によって、シロアリの進入を防ぐことにもつながります。
住まいを支える大切な基礎ですので、絶対に手抜かりがないように、しかも低予算で高品質のものが施工できるよう、日頃から研究を重ねています。
がっしりとした構造をつくる
地盤が揺るぎないものになり、そこに頑丈な基礎ができたら、あとはしっかりと住まいの骨格を組み上げていきます。横田建設では日本古来の建て方である木造軸組工法に加えて、剛床構造を採用し、住まいのねじれを防いでいます。構造材はヒノキを用いて耐久性をアップ、また、筋交いや金物を用いて、念入りに補強します。
構造は一度つくり上げてしまえば、壁や屋根などで覆われて見えなくなってしまいます。その「見えない部分」が、じつは一番大切な部分。ものづくりの「良心」「プライド」であると、言うことができるでしょう。
横田建設は家を「売る」のではなく、「つくる」会社。だから、お客様を裏切らないこと以前に、ものづくりとしての自分達自身を、裏切りたくないのです。
お客様の証言
プロの仕事ぶりに感心しています
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