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O様邸 遣り方

2011/03/23(水) 家づくりのこと社員

O様邸 遣り方を行いました。 

遣り方とは建物の位置と大きさ、高さを図面から実際の敷地に写す作業です。

地縄とは違い、高さの情報が加わりました。

等間隔に打たれている木杭を水杭といいます。

水杭に横方向に打たれている平べったい木を水貫といいます。

水貫の天端は水平です。

この天端からいくつ下がりが設計GL。基礎天端。地中梁の底などなど…

基礎工事を行う時に重要な高さの基準が水貫の天端なのですね。

大切な基準ですから水貫が歪むことは許されません。

それで斜めに筋かいが打たれているのですね。

水貫にはこんな情報も書かれています。

太い2本の斜線が入っている縦線が「通り芯」です。

図面には設計するうえで大切な基準「通り芯」が書かれています。

写真の場合ですと、図面に書かれているY8の通り芯はこの場所ですよ!

というのが分かります。

通り芯の両側に縦線が書かれています。

これは立ち上がりの基礎幅を表しています。

そして大切な断熱材が貼られることも分かります。

 

水貫には建物の高さや位置の情報も書かれているのですね。

 

遣り方の脇にはこんなサークルが作られていたので思わずパシャリ。

ん~ これはなんのサークルでしょう…。

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