断熱材の中を蟻道にする憎いシロアリ
木造家屋などに棲みつき、木材を食い荒らす、恐ろしいシロアリ。アリという名前がついていますがゴキブリの仲間で、特に日本のイエシロアリは、IUCN(国際自然保護連合)により「世界の侵略的外来種ワースト100」に指定されている悪役です。
このシロアリは、断熱材の中を蟻道(トンネル)として利用し、土台に辿り着くことが知られています。基礎も含めて外断熱を行うことは、コンクリートの劣化を防ぎ、床下環境をよくするためには不可欠。そこで、シロアリの進入を許さないための対策が課題となります。
シロアリの歯が立たない断熱材を使え横田建設が採用しているのは「ミラポリカフォーム」を使ったシロアリ対策。 「ミラポリカフォーム」は、発泡プラスティックや合成樹脂製品の製造メーカーである㈱JSPによって開発された防蟻性断熱材。非常に硬いので、さすがのシロアリも歯が立たず、中に蟻道をつくることができません。その性能の高さは、京都大学との共同研究によっても実証されています。 また、薬剤を一切使用していないので、人や環境にやさしいところも採用した理由の一つになっています。 |
発泡プラスチック性なので、木材と同じようにノコギリでの切断ができ、またクギ・ビス・カッター止めも可能です。