伊藤 まゆみ 自己紹介へ

便利なことに対するちょっとした違和感

さくら、咲き始めましたね。

あんなに “寒い寒い寒い”言ってた冬のことを忘れて

ここのところは蓄熱暖房器を敵のように見つめてしまいます。

 

でもって、今日は私が以前から思っていた

便利な機能を使うことにより、人間の機能は反比例して衰えていくんじゃないのか??

という不安について

携帯電話を使うようになって、

待ち合わせの時間に間に合うように出掛ける時間配分だとか

知らない道を歩く緊張感だとか

電話番号を覚える能力も明らかに衰えている。。

これは機械が進化すると人間の機能は退化するってことなんでしょうね実際ね

ちょっと由々しき問題ですよ

仕事柄、自動でトイレが流れる機能や

自動で水が出る機能をお客様に紹介する事が多いのですが

便利な機能は最初「あら便利~」ですが、生活していくうちにそれが「あたりまえ」になり

「もっと便利に」を要求するようになるんじゃないだろうか

人間というのはだんだん傲慢になっていくような気がするんです

 

私自身、じゅうぶん便利な機能の恩恵にあずかっています

とても快適に過ごしている部分はたくさんありますが

それを承知であえて言わせていただければ

 

手を洗ったら蛇口を閉める

部屋から出るときは電気を消す

トイレのあとは、流す 

しっかり意識してこそ 節水、節電なのではないかと。

 

「あら便利ね~」とひとことで済ませずに、それと引き換えに失うものの大きさも

意識しないといけないと強く思うこのごろです

 

写真は、毎年のお花見はじめ お彼岸の浦和 《玉蔵院》

まだ3分咲きの枝垂れ桜。

 

追伸:目黒川沿いの桜はきれいだけど、あの提灯が残念よね。