所用で埼玉県東部に行った時のこと。
目的地付近はJRの最寄り駅から近く、大きな池や公園があり、とても住みやすい街の印象でした。
早めに着き、天気も良かったことから、池の反対側まで散策していると・・・
このような看板が・・・。
4m程の道路を挟んだ所には、築年数の浅い住宅が多く建ち並んでいて、そちらに向かっての文言なのは明らかです。
道路を挟んで工業地域と住居地域に分かれている場所で、経緯は分かりませんが、住宅が建つずっと前から工場があったのでしょう。
法規的には全く問題はありませんから、そこに家が建つのは理解できます。
様々な条件、事情を勘案して、そこに家を建てたい人、住みたい人がいることも理解できます。
私が最も気になるのは、その時に、家を建てる側の会社がどう考えたのか?ということ。
これだけ大々的に粉塵・騒音・異臭を告知しているのですから、道路一本隔てただけの場所では、
それらの影響は免れないのだと思います。
換気や気密の重要性をどう考えて建てたのか?
第三種換気や低気密、単板ガラスのサッシの家という選択はあり得ない場所です。
ここは『涼温な家』一択でしょ!!と心の中で叫んだ午後でした。