横田 裕介 横田 裕介

『灼熱』の小屋裏に思う

公開日:2015/08/06(木) 更新日:2016/04/13(水) 家づくりのこと|全て

右の写真は、断熱ラインが途切れている家の

小屋裏の様子です。お馴染みのサーモカメラで

撮影してみると、同じ空間でも温度の違いを

はっきりと見ることができます。

屋根断熱をしていない建物は、南側からの強烈な

日差しを受けて、家の内部にダイレクトに熱を

伝えています。青い部分は軒で日差しを遮って

いる部分です。 私は建売やモダンデザインと

言われている住宅によく見る、軒の出が短い、又

は全く無い家を見るたびに恐怖を覚えますが、

この画像を見れば多くの方がそう思うでしょう。

もっとも建売住宅は、敷地の狭さによる法規的な

問題や売値を低く抑えるためのコストカットが

その理由なのは容易に想像できるのですが・・・

安全性能やエアコンの無い昔のスーパーカー等に

好んで乗る人がいるのだから、「家も暑くても寒

くてもカッコ良ければいい」と考える人も中には

いるのでしょうが、少なくとも作り手は「価格を

安くしなければ売れないのだから仕方ない」とか

「お客様が良いと言っているのだから、その後

はどうなっても仕方ない」などとは考えないで、

『家づくり』に真摯に取り組んでほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでも、小屋裏に設置された換気システムの

メンテナンスを請け負う会社は、作業員の体調を

考慮して、真夏の期間はメンテナンス作業を断っ

ているそうな・・・。

『涼温な家』なら、そのような心配はご無用。

構造・断熱・換気 しっかりと考えましょう。