住む家のことを考えたとき、『いい家』に住みたいと願わない人は
いないと思います。
何かしらの修行的な意味合いで、暑くて寒くて埃や虫と共存する家を選好する人も
いるのかも知れませんが・・・いややっぱりいませんね(^^;
建て替えのお客様は「今住んでいる家は、暑くて寒くてカビ臭くて我慢できないから・・・。」と
おっしゃいます。一度失敗しているからこそ、次は失敗したくない。当たり前のことです。
家は安い買い物とは違いますから。
私は、よく解体の現場に立ち合います。以下の事例はよくある事です。
↓外壁と雨樋を固定する金物から、雨水が侵入し、柱が腐っています。
↓グラスウールを剥がした所。内部結露によって木部が腐っています。
●こんな事は古い家だけだ●これから建てる新しい家なら全て安全だ●営業マンが大丈夫と言っている
●ハウスメーカーは実績があるから安心だ etc.・・・本当ですか?
答えは「NO」です。・・・繰り返します!!「NO」なんです。
しかし、住宅展示場の家の豪華さ、ハウスメーカーの営業マンの上手いトークによって
当たり前の事を見失い、見た目は新しいけど中身は前とたいして変わらない家を建てる・・・。
何故ですか? あまりにも勿体ないです。
建て替えの方は勿論、初めて家を建てる方も『いい家』について、しっかり考えてください。